身体障害者岡下俊介の戯れ言ブログ

元IT系社長だった身体障害者岡下俊介の戯れ言ブログ

人間の生き方

なぜNPO法人でなければならないのか

投稿日:

この一つ前の記事のコメントに

「なぜNPO法人でやるのか、長く続けたいならば営利ですべきだ。
お金は働きや役立ちに対する対価。営利でやってほしいと思う」

というコメントをいただきました。

コメント欄で少し返信しましたが、
コメント欄の返信では十分書ききれないので
記事としてもう一度、なぜNPO法人のかについて書いてみたいと思います。

企業は存続することが重要であると言われます。

そして企業が「利益の最大化」を目的とすることは善です。そして赤字は悪です

経営学でも企業の社会的責任いわゆるCSRでは企業活動が社会へ与える影響に責任を持たなければならないとしています。たとえば企業は顧客にサービスを提供しているので、企業の存続できず倒産してしまうということは顧客に対するサービスがストップしてしまうことです。
また従業員を雇用しているという社会的に責任も負っています
企業が赤字を出すということは雇用している従業員に給与を払えなくなる可能性が出てきてしまいます。
まして倒産するとなると解雇しなければならなくなります。
さらには株式会社は基本的に株主へ利益配当しなければなりません。
このような意味でも「利益の最大化」を目指すことを避けられない状況に陥るものだと思います。

そのために創業時の理念に反した企業活動をしてしまう企業も多く見られます。
これは利益を出すためにやむにやまれず活動しなければならないという状況の結果だと思います。

だからこそNPO法人でなければならないと思うのです。
また通常の会社組織にしてしまいますと組織のモチベーションはどうしても給与などのお金になってしまいます。

理念だけで組織のモチベーションを維持することは通常の会社では難しいと思います。
それができるのがNPO法人だと思うのです。
正直申しまして、当初からNPO法人で活動するという方針だったわけではなく、
以前の記事にも書きましたように当初は株式会社で活動する予定でした。
ところが去年の秋のタイミングでこの活動に対してNPO法人を譲渡してくれるという人が現れたのです。
それで僕は、「わが意を得たり!」という気持ちでNPO法人として活動を開始しているのです。

そしてもう一つの理由は僕は僕自身がまだ役に立つ人間であるかどうかの挑戦をしたいのです。

そんなの「自己満足だ」「キレイ事だ」って言われるかもしれませんが、

僕は2年前半身不随の障害者になってしまったとき

「自分はも何の役にも立たない人間になってしまった」

と感じました。

病院か退院して1番最初にショックを受けたのは、

5歳になる息子を抱っこさえすることが出来なくなったことに気づいた時でした。

もちろんかけっこやキャッチボールさえも出来なくなっていました。

普通の父親ができるような父親としての役割を果たすことが出来なくなったことに気づいたのです。

このときに僕は初めて「自分はも何の役にも立たない人間になってしまった」

というように感じてしまったのです。

そんなふうに感じることは死ぬほど辛かったのです。

「何の役にも立たない」と感じることで、自分の生きている意味を見いだせなくなっていました。

生きていること自体が辛くてたまらないという状態でした。

でも生きなければならない。

現実的に死を選択することは許されませんでした。

どうせ生きさせられるならこんな障害者でも何かの役に立っていたい。

このまま一生介助されながらして生きていけないような生き方だけはしたくない

と思いました。

そんなときに今の自分にできることは何かないかと考え続け、たどり着いたのが

日本の環境技術をウェブサイトで世界に発信するという活動でした。

当初は個人的に始めてみただけだったのです。

だから僕にとっては正直利益などどうでもよいのです。

最低限生活できる収入さえあればそれでよいのです。

そしてNPO法人で活動できること自体が僕にとっては最大の「報酬」でもあるのです。

いくらお金を積んでもこの後遺症は元に戻るものではありません。

だから正直過剰なお金には興味がなくなっています。

倒れる以前の私とは価値観が完全に変わっしまっています。

お金なんかよりも、こんな障害者であっても少しでも「人の役に立っている」と感じたいのです。

ただそれだけのためにこの活動をしているといっても過言ではありません。

だからもしこの活動が通常の企業のように利益の追求(利益の最大化)に走り始めたら

私は辞めてしまうでしょう。

そうなると必ず組織内でも利権争い(権力争い?)のような揉め事が起こるにちがいないからです。

非営利で決して儲からない状態で崇高な理念を掲げている限り

その方が永続するのではないかとも思っています。

だからNPO法人でなければならないんです。

投稿者プロフィール

岡下俊介
岡下俊介代表
京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年個人事業主のプロコーチとして再スタート
現在、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」

現在、個人事業主として屋号セブンシーズネット代表
【事業】
海外向け日本刀ショッピングサイトの運営
ネットマーケティングコンサルティング
コーチング講座

-人間の生き方

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