身体障害者岡下俊介の戯れ言ブログ

元IT系社長だった身体障害者岡下俊介の戯れ言ブログ

人間について

福祉の難しさ

投稿日:

昨日、知り合いの紹介である大手企業の特例子会社(障害者雇用を促進するための会社)で働かないか
という誘いがあり、面談に行ってみた(もちろん僕は今事業立ち上げようとしているので、就職する気などないが・・)そこではたくさんの障害者が働いているそうです。

面談の中で、思わぬ障害者を雇用することの難しさを知りました。
何かと言うと、長年福祉施設職業訓練などを受けた障害者の人は、非常に問題が多いそうです。
と言うのは、仕事上で人間関係を作るということがうまくできないそうです。
ごく当たり前の報告・連絡・相談とか、約束を守るとか、人を手伝うとかチームプレーとかそういったことができないそうです。
特に先天的に障害を持ち生まれてからずっと長い間福祉施設に入っていた人がそうなんだそうです。
つまりどういうことかというと、彼らは常に「福祉を受ける立場」てあったため、自分自身が他人のために何かをするという発想はできないそうです。
つまり「人の役に立つ」ということの意味が分からないようなのです。
仕事というものは「人の役に立つ」ことをするからこそ、その対価として報酬をいただけるのだ。
モノ作りにしても「人の役に立つものを作る」からこそ買ってくれる。サービスも同じ。
人の役に立つサービスをするからこそ、お金を払ってくれる。
これがビジネスというものだ。
しかし、長い間「福祉サービスを受ける立場」にいると「自分は受ける立場」から脱しきれないそうです。
これは仕事上のコミュニケーションに大きな問題を起こすそうです。
本人は決して悪いことをしているつもりは無いのですが、ごく普通の「協力」というようなことができないそうです。また、仕事をがんばって稼ごうとか、向上心がないそうです。
このことを聞かされて本当にびっくりしました。
過剰な福祉サービスは人間をダメにしてしまうんだと感じました。
人間は一人では生きていきません。人と人とがを互いに協力して生きていくために助け合う
これが社会的動物といわれるゆえんです。
人間の脳の前頭葉部分には共感脳というものがあるそうです。これが発達している人ほど社会的な共同作業ができるそうです。なぜなら相手に対し「心情的理解」ができるからだそうです。
相手の立場を理解でき、それを自分に置き換えて、相手が何を望んでいるかと推測できる能力。
これが人間にしかない能力で、それをつかさどるのは脳の前頭葉部分だそうです。
この前頭葉部分は集団生活をすればするほど発達するそうです。
大家族で育った子どもの方が発達しているそうです。逆に核家族化で一人っ子の場合、前頭葉の発達が遅れるそうです。

確かに社会的弱者としての先天性の障害を持つ人達は、助けていなければならないのですが、
過剰な福祉というものをもたらす問題点を知りました。
そう考えると福祉とは非常に難しいものだと思います。
「甘えの構造」に陥ってしまう危険があるのだ。

振り振りかえって自分を見ると、障害を持っ負っても、(経営者だったから)労災年金もでず、
サラリーマンのように、雇用続けられ、収入をもらうこともできず、まったく無収入になってしまった
状態になったからこそ、自ら這い上がるしかなく、だからこそ、今の自分があるのだと思う。
人間は、追いつめられるからこそ、生き抜くために必死で考え、その結果として良い知恵がわき創造ができるのだと思う。

今、日本で問題となっている環太平洋経済連携協定(TPP)に参加するかどうかについても
日本の農家を見捨てるのかという反発もあるようですが、だからと言って農家の個別補償などという「保護」をして良いのか。これも上記の福祉と同じ問題をはらんでいると思う。
世界の競争にさらさ苦しいからこそ知恵を出すのではないだろうか。個別補償などしてしまったら
何も考えなくなってしまうのではないだろうか。

コメの関税率をして愕然とした。なんと778%!!!!!
信じられない数字だ。
長い間この事をしているから、日本の農業が駄目になってしまうのだ。
「食糧自給率を高めるために農業を守らなければらないから、海外からの輸入食糧に高い関税をかける」
本当にそれで良いのだろうか

投稿者プロフィール

岡下俊介
岡下俊介代表
京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年個人事業主のプロコーチとして再スタート
現在、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」

現在、個人事業主として屋号セブンシーズネット代表
【事業】
海外向け日本刀ショッピングサイトの運営
ネットマーケティングコンサルティング
コーチング講座

-人間について

執筆者:

関連記事

no image

耐えられないこと

人間、貧しさや身体の痛みには耐える事はできるものだ。 でも 屈辱に耐えるのは何よりも困難だと思う 投稿者プロフィール 岡下俊介代表 京都の某経営コンサルタントに従事 神戸の中堅IT企業にてWEBシステ …

no image

何も変わらない・・

必死の思いで進めている再生可能エネルギーの仕事、 必死の思いでひとり上京し、 必死の思いで羽田空港の左半身の痛みと痺れをこらえながら、 たかが到着ロビーからモノレール乗り場までを 40分もかかって ビ …

no image

他人に理解されたい?

人は誰でも他人に理解されないものを持っているものだと思う もっと言えば、人間は他の人間に本当の自分を理解される事はないのではないか 親と子、夫と妻、どんなに親しい友人との間にでも、、 人間は常に独りだ …

no image

希望、いや志に向けて出発だ!忙しい1週間のスタートだ

今日は大手N社とスマートシティに関してうち打合せ その足で神戸空港から東京だ。 (それにしても羽田空港の広さは半身麻痺の僕には辛いだろうなぁ・・) 本日夜東京では新ビジネスの打合せ明日明朝には大阪に向 …

no image

民生委員って・・-2

そんなことで・・ 夫が障害者になって奥さんは大変ですね的な話が延々と続いた。。 あげく 「脳卒中の障害者になると感情流出という 自分の感情を制御できなくなる病気があるようですから・・云々」 だから奥さ …