身体障害者岡下俊介の戯れ言ブログ

元IT系社長だった身体障害者岡下俊介の戯れ言ブログ

人間について

素直な心

投稿日:

僕の最も尊敬する人の中に松下幸之助さんがいる。

松下幸之助さんの著書に出て来る言葉に「素直な心」という言葉が頻繁に出てくる

この「素直な心」さえ持つことができれば道は開けるという。

じゃあ「素直な心」とはいったい何なんだろうか。。。

僕なりの理解では自我をなくし私心の無い心の状態だと考えている。

自我や私心は「こだわり」とか「思い入れ」などの人それぞれの持つ「想い」でもある。

こういった「想い」、特に熱い「想い」はときに大切なこともあるけれど、

この「熱い想い」は人を苦しめる原因でもあると思う。

何かに対する「熱い想い」を持ってしまうとその「何か」を失ってしまったとき

激しい喪失感に襲われるからだ。

僕自身、脳出血によりある程度自信のあった身体機能をほとんど全て失ってしまった。

会社も失ってしまった。父親として多くのできることを失ってしまった。

そのことに僕は激しく苦しんだ。

それは、そこに「自我」と言うか「こだわり」とか「プライド」のようなものが

あったからだと思う。

そういったものを全て捨てることができれば、喪失感に苦しむこともなかっただろう。

そして今、僕は昔の自分に比べ限りなく「自我」を無くすことができてきたような気がする。

そうすると不思議なことに今まで感じていたような「怒り」とか「悲しみ」とかになるような事象

が起こっても、まるで他人事のように冷静に自分の状況を見つめることができるようになりつつ

あるような気がする。

身体機能の不自由ささえも、それを冷静に受け止め「(受け入れる)のではない」、

「できないことはできない」と自分の状況を冷静に受け止め、そんな身体でどうすればできるか

を冷静に考えることができるようになってきたと思う。

そして身体の痛みや痺れが激しいときでさえも、単に苦しむだけではなく、

冷静に襲って来る痛みや痺れを捉え、どのように対処すれば良いか

考えるようになってきている。そのおかげで同じ痛みと痺れでもあるけれど以前より

ラクになっているような気がする。

もちろん、まだまだツライことはたくさんあるけれど、

ほんの少し松下幸之助さんの言う「素直な心」に近づけているような気がする。

そしてそんな心構えが道を開きつつあるような気がする。

まだまだ大きな壁が立ちはだかるだろうけど、

できる限り「素直な心」になるよう心がけよう。

それで自分の心が少しでも楽になるから・・・

そして、新たな道が開けるような気がするから・・・

投稿者プロフィール

岡下俊介
岡下俊介代表
京都の某経営コンサルタントに従事
神戸の中堅IT企業にてWEBシステム構築や各種企業向けシステム構築のプロジェクト・マネージャーとして従事
神戸にてIT起業を起業し、代表取締役に就任
その後リーマンショックの影響で業績が急激に低下しに起因し、
血圧上昇と同時に基礎疾患のモヤモヤ病により脳出血発症し、
左半身不随の障害者となり会社は廃業、自己破産して、一時絶望
2020年まで障害者枠で非正規雇用の契約社員にて様々な企業に従事
2021年に再起をかけ、半身不随の身体でも出来るビジネスと踏んで
プロコーチを目指しコーチングノウハウを修行
2022年個人事業主のプロコーチとして再スタート
現在、左半身不随障害者でも可能なあらゆる事業展開予定
座右の銘は平凡ですが「ネバーギブアップ」

現在、個人事業主として屋号セブンシーズネット代表
【事業】
海外向け日本刀ショッピングサイトの運営
ネットマーケティングコンサルティング
コーチング講座

-人間について

執筆者:

関連記事

no image

苦からの解放

生き抜きたい・・ 死んでしまいたい 最近、思うのだけど このどちらも 現状の辛さ、苦しみから脱却したいという 全く同じ思いからではないだろうか と思うのだ。 病気なら、早く治癒して(楽になって)生き抜 …

no image

自分の本当の気持ちが自分でも分からなくなるときがある・・

わけもなく怒りに満ち溢れてしまう、悲しくなり涙があふれでてくる 優しくしたいのに怒ってしまう。 意味不明な行動をしてしまう 半身不随などという 自分ではどうにも打破できないつらい状況になると 自分の感 …

no image

過去には戻れない

今日、息子と一緒に映画「スパイキッズ」を観に行ってきた。 3D上映だったので子供向けの「特撮」ばかりの内容の薄い映画だと思っていたら 意外とそうでもなかった。 かなり見入ってしまった。 根底に流れてい …

no image

痛みに負けそうだった

今日は・・ じゃなかった もう0時過ぎているから昨日だ 昨日は痛みと痺れに負ける寸前だったような気がする ダメだなぁ・・ もうこの痛みと痺れに付き合って3年近く 未だに痛みと痺れに襲われると心まで崩壊 …

no image

離婚届を提出して、いよいよ離婚して、本当のお別れだ

離婚したのは既に手続き上は夏に完了しているが妻子の引越先が無いので今の賃貸じ住宅にこの年齢で不本意ながら母の経済援助してもらいながら住まい続けてきたが今月初旬に父が逝去したことで、援助継続不可能になり …